私の映像業界への入口となったのがこのゴールデンエッグプロジェクトでした。
私は高校卒業後、舞台の養成所を経てゴールデンエッグプロジェクトへ参加しました。
私は第15回GEPからの参加ですが、良くも悪くも踠いた一年だったように感じます。
私には空白の2年間があります。お芝居に一切関わらなかった2年間です。私にはこの2年がとても大きく、あんなに大好きでのびのびとお芝居をしていた頃が遠い昔のように感じます。
リアルとは何か、役とは何か、お芝居とは何か、私はこのプロジェクトがお芝居について一から考え直すきっかけとなりました。
このプロジェクトでは多くのプロの監督、プロデューサーの方々と出会います。GEPではプロの方々から評価をいただけるので、一から学んでいる身としてこんなにも贅沢な場はないと感じています。
思い通りにいかない日々ですが、1歩ずつ前に進んでいます。私はこの業界に入り、このプロジェクトが入口となったことに感謝しています。
私はまたのびのびと外に出れるよう、これからも踠きたいと思います。