【参加者コラム】『俳優としての現在位置』島崎義久

俳優として、今自分がどの位置にいるか?
そこから上がっていくために、補っていかなければならないものは何か?
それを踏まえて、演技が出来る環境に自分を置き、継続していくことが大事だと思う。

自分的には演技力向上はもちろんだが、あえて分けてあげると、読解力、想像力も引き続き養っていきたい。感受性ももっと磨きたい。
現場では演技力以外に、これもあえて分けてあげると、集中力、瞬発力、持久力とあわせて、コミュニケーション能力も大事。

これだけでも自分には、普段からやるべきことは一杯ある。

そして大事なのは、出会い。
役(作品)の出会いだけでいうと、その時ごとに真摯に向き合い、ベストを尽くす。その結果、自分に足りないものを発見出来る。そしてまた補充作業。これの積み重ね。
これが、映画・ドラマなどのオーディションを勝ち取る事になると思う。

現場と現場の間、自分のトレーニングとして、演技ワークショップに参加することも有効だと思う。全てとは言わないが、自分のなかで、段取り、テスト、本番になぞらえて演じれるし、出来た、いかに出来なかったかを実感でき、発見、学びもある機会だからだ。

俳優とは資格がなく、出演オファーが必要。
そんななかで、いざその時に、リラックスして演技出来るようやっていくのみだ。

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